個人情報を含む膨大なデータ、機密情報は、不正アクセスなどによるデータの流出・漏洩・紛失をはじめコンピュータウィルスなど多様なリスクにさらされています。また、「個人情報保護法」の施行は、情報を保有し管理する側の責任を一層明確にしています。今日の高度情報社会において、安心してコンピュータを利用、活用できるセキュリティ管理能力は、企業をはじめとして、すべての団体で必ず求められる能力のひとつと言えます。情報セキュリティ検定試験は情報セキュリティの管理に関する総合的な知識を有することを認定するものです。

情報セキュリティ管理士
認定試験

情報セキュリティの社内リーダー・管理者・管理職を認定

企業や団体で様々な情報を扱うプロジェクトのリーダーとして、情報セキュリティにおける、リスクと対策を、マネージメントできるセキュリティ管理者としての知識を認定します。

情報セキュリティ初級
認定試験

一般従業員・新入社員・契約社員・パート社員等に基本を教育

情報セキュリティに関する基本的な意味、リスク、対策、事故、義務等をプライバシーマーや、ISMS等のセキュリティ規格の中で、一般従業員に「教育されるべき」とされる情報セキュリティの基本知識を認定します。

情報セキュリティ対策(管理)を実行し、確立していくためには、トップダウンによる運営、管理体制とあわせ、インターネットやイントラネットなど情報システムを利用する一人ひとりに、情報セキュリティの重要性を周知、啓蒙し、理解させることが大切になってきます。「情報セキュリティ検定試験」は、今日の高度情報化社会の中で、情報システムの利用者一人ひとりが知っておかなければならない情報セキュリティの知識について認定します。

◆情報セキュリティとは

情報の機密性、完全性、可用性の以下の三つを維持することであると定義されています。

  • (1)機密性:その情報にアクセスすることが認められた者だけが、その情報にアクセスすることができる状態を確保すること、認可されていない個人やエンティティには情報を非公開にして使用させないことです。
  • (2)完全性:その情報が破壊や改ざん又は消去されないで完全な状態を確保することです。
  • (3)可用性:その情報にアクセスすることを認められた個人やエンティティが、必要な時に速やかにその情報や資産にアクセスできる状態を確保することです。
財団法人全日本情報学習振興協会

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