全情協は文部科学省の認可団体であったため、設立目的である検定試験以外の事業は制限されていました。そのため、これまでは例えば「個人情報保護士認定試験」の有資格者が継続して学習できるように「一般財団法人個人情報保護士会」などの別法人を作って会員制のサービスを行っていました。
しかしながら、近年、個人情報保護士以外の資格取得者が急速に増大しており、全ての検定試験合格者の方々に向けた会員サービスが求められるようになってきました。
資格者部会はそのような流れの中で設立されることとなりました。資格者部会は全情協の資格保持者の統合組織として、メンバーが継続して学習し、資格の価値を更に高めることができるような活動をしてまいります。
そのような主旨により、資格者部会の大きな柱として、其々の試験に合格された方々によって下記の12の部会を作ります。
組織される 12の部会名
※基本的に全ての方が入会条件に合致する部会に所属して頂きます。なお、いくつかの試験に合格されている方は、定額でそれぞれの複数の部会に所属することができます。入会条件は「会員の特色と特典」を参照して下さい。
なお、従来の一般財団法人個人情報保護士会は、本会の個人情報保護士会と将来統合の予定で、本会が一般財団法人個人情報保護士会の業務を継承する予定です。現在の個人情報保護士会の会員は全情協資格者部会に会費免除でご登録いただけます。
【一般財団法人全日本情報学習振興協会のプロフィール】
全情協は27年間検定試験を開催し、のべ約200万人に資格の認定を行ってまいりました。
平成6年10月 現法人の前身団体である「全日本情報教育検定協会」が設立され、パソコンの技能に係る検定試験を開催いたしておりました。その後、平成11年10月に文部大臣より当財団法人の設立が認可されましたので、当財団は前身団体である「全日本情報教育検定協会」の業務を引き継ぎ、以来、前身団体を含めて約27年間に亘って検定試験を開催いたしております。
現在はご存じの通り「個人情報保護士認定試験」「情報セキュリティ管理士認定試験」「マイナンバー実務検定試験」「インバウンド実務主任者認定試験」「働き方改革―働き方マネージャー認定試験」「働き方改革―働き方マスター試験」「個人情報保護実務検定試験」といった各種の情報に関する検定と、「パソコン技能検定Ⅱ種試験」、「パソコン検定タイピング試験」などのパソコンの技能に係る検定試験を開催しております。