~文書作成とデータ処理の実力を、確かな資格で証明~
現代社会において、パソコンはすべての職場に欠かせないツールです。文書作成やデータ処理のスキルは、あらゆる業種・職種において必須の能力となっております。
一般財団法人全日本情報学習振興協会では、こうした社会のニーズに応えるために、「パソコン技能検定Ⅱ種試験(文書作成)」や「パソコン技能検定エクセル試験(データ処理)」など、実践的な検定試験を実施しています。
それらの技能を正しく指導できる専門人材の育成がますます重要になっていますが、その指導者としての資格が「パソコン技能検定インストラクター認定試験」です。

ところで、パソコンの操作方法や機能は日々進化しており、単なるソフトウエアの「使い方」だけではなく、最新のパソコン技能の傾向や応用力を指導することも求められます。
教える立場の人が古い知識では、業務の現場で通用しないスキルになってしまう恐れがあります。指導者自身が高度で正確な技能と最新の知識を持っていることが不可欠です。
また、パソコン指導には、受講者のレベルや目的に応じた柔軟な対応が求められます。わかりやすく「伝える力」「教える力」が問われるのです。
こうした観点から、指導者としての資質と技能を客観的に証明する資格が求められています。
(1)検定試験の内容

①受験対象者 パソコン上級者やパソコンの指導講師
②制限時間 90分
③問題数 100問
④試験内容
筆記1 | 基本ソフトやアプリケーションソフトの知識 インターネットやネットワークの知識 |
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筆記2 | ハードウェアに関する高度な知識 パソコン本体や周辺機器などハードウェアに関する知識 |
筆記3 | 情報セキュリティに関する一般知識 |
⑤合格点 210点 (各課題70点以上・ 300点満点)
⑥受験料(税込) 13,200円
※マークシートでの筆記試験です。
この検定は、パソコン教室の講師を目指す方だけでなく、学校や企業において指導的立場にある方、パソコン教育に関わるすべての人にとって有用な資格です。信頼されるインストラクターとして活躍するための一歩として、ぜひご検討ください。
(2)受験資格
①国籍、性別に制限はありません。
②下記の③又は④に該当する方
③申込時に満20歳以上で、当協会のパソコン技能検定Ⅱ種試験(パソコン検定文書・表計算試験の両方)2級以上、またはパソコン技能検定ビジネス実務試験実践以上の合格者、またはMCAS・MOS(一般)以上(Office2000以降のWord・Excelの両方)の取得者、旧P検2級以上の取得者。
④上記③に該当しない場合、パソコン指導実務経験2年以上で、かつ指導実務時間が年間100時間以上で、2年間の合計200時間以上の方。
⇒指導経歴証明書用紙 ダウンロード(pdf)
(3)受験資格補足

①受験資格の証明書:協会指定の指導経歴証明書及び、パソコン技能検定Ⅱ種試験(文書・表計算試験)2級以上、MOS・一般以上、旧P検2級以上の取得の証明ができる書類のコピーを提出した場合のみ認めます。
②合格証または指導経歴証明書は、当協会の審査が認められた方に限ります。
(4)検定試験の実施日程
会場試験もオンライン試験も、同日にインターネット試験システムで実施します。
回数 | 試験実施日 | 申込期間 |
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第161回 | 令和7年8月31日(日) | 令和7年6月1日(日)~7月24日(木) |
第162回 | 令和7年10月19日(日) | 令和7年8月1日(金)~9月11日(木) |
第163回 | 令和7年12月21日(日) | 令和7年9月16日(火)~11月6日(木) |
第164回 | 令和8年2月22日(日) | 令和7年11月18(火)~1月15日(木) |