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小田原市

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県西エリア

小田原市

おだわら

小田原市は、県南西部に位置する都市。西に箱根連山、南に相模湾を望み、古くから交通の要所、城下町、宿場町として栄えた。シンボルである小田原城をはじめ、豊かな歴史・文化資源が数多く残されている街。 拠点駅: 小田原駅(JR東海道新幹線・JR東海道線・小田急小田原線ほか)

面積
113.60km2

人口
184,934人

人口密度
1,628人/km2

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県西エリア

小田原市 おだわら

小田原市は、県南西部に位置する都市。西に箱根連山、南に相模湾を望み、古くから交通の要所、城下町、宿場町として栄えた。シンボルである小田原城をはじめ、豊かな歴史・文化資源が数多く残されている街。 拠点駅: 小田原駅(JR東海道新幹線・JR東海道線・小田急小田原線ほか)

面積 113.60km2
人口 184,934人
人口密度 1,628人/km2

特徴

JR小田急駅 JR小田急駅

小田原市は、海・山・川の豊かな自然に恵まれ、戦国時代からの深い歴史を持つ、神奈川県西地域の中心都市。都心への交通利便性が高く、自然環境と都市機能を併せ持つ。 小田原は「1000年都市」とも呼ばれるほど、深い歴史が息づく街。難攻不落の小田原城がシンボル。戦国時代に後北条氏の拠点として発展し、上杉謙信や武田信玄の攻撃をも退けた。江戸時代には、東海道五十三次の中で屈指の賑わいを見せる宿場町として栄えた。明治・大正時代には伊藤博文などの政治家や、北原白秋、谷崎潤一郎といった文豪が居を構え、交流を深めた地でもある。 「神奈川の西の玄関口」であり、東京の通勤圏内でありながら観光地にも隣接している。小田原駅は、鉄道5社6路線が乗り入れている大型ターミナル。東京まで新幹線で約30分。日本屈指の温泉地である箱根や伊豆、富士山方面への交通の結節点でもある。南は相模湾、西は箱根連山に接し、海・山・川・平野が比較的近い範囲にそろっている。

産業

小田原市は、古くから城下町・宿場町として栄えた歴史を背景に、自然の恵みを活かした伝統的な「地場産業」(かまぼこ・干物など)から、現代の先端技術の「製造業」、さらには箱根の玄関口としての「観光・サービス業」まで、非常にバランスの取れた産業構造を持つ都市。 製造業では、医薬品、化学、機械など幅広い分野の企業や工場が立地している。都心や主要港へのアクセスが良いため、企業の生産・開発拠点として重要な役割を担っている。 相模湾の豊かな水産資源と箱根山系の良質な地下水を活かした食品製造が非常に盛ん。「小田原蒲鉾」は、江戸時代から続く代表格。「小田原ひもの」は、新鮮なアジやカマスなどを使い、素材本来の旨味を活かすために過度な塩味を避けて作られるのが特徴。 500年の歴史を持つ城下町ならではの、職人技による伝統工芸品や特産品が今も受け継がれている。「小田原漆器」や「箱根寄木細工」などの木工芸が有名。「小田原提灯」も全国に知られている。後北条氏の時代から続く「鋳物」や、500年以上の歴史を持つ「ういろう」、さらには「梅干し・漬物」なども有名。 小田原駅は新幹線をはじめ複数の路線が乗り入れる交通の要所であり、商業と観光のハブとして機能している。小田原城址公園を中心とした歴史観光に加え、近年は「ものづくりの街」としての側面を活かし、かまぼこ作り体験や伝統工芸の工房巡りといった産業観光(生業観光)にも力を入れている。 農業、漁業も海と山、川に囲まれた地形を活かし、小規模ながら展開されている。みかんは、栽培面積が最も広く、市を代表する農産物。梅は、曽我地区を中心に栽培され、梅干しなどの加工品や、春の「梅まつり」といった観光資源としても重要。その他、酒匂川流域での「梨」の栽培や、東部、下中地区での畜産が盛んに行われている。相模湾に面した漁業が盛んで、沿岸漁業や定置網漁を中心に、アジ、サバ、イワシなどが水揚げされている。

ういろう ういろう

観光文化資源

小田原城址公園

小田原城址公園は、国の史跡「小田原城跡」の本丸・二の丸を中心に整備された歴史公園。戦国時代に「難攻不落」と言われた後北条氏の居城跡であり、現在は復元された天守閣をはじめ、歴史を学べる施設や豊かな自然が揃う小田原観光の中心地となっている。天守閣は、江戸時代の雛型や引き図を基に1960(昭和35)年に復元された、地上38.7mの復興天守である。最上階は標高約60mに位置し、相模湾や市街地を一望できる。NINJA館(歴史見聞館)は、後北条氏を支えた「風魔忍者」をテーマに、手裏剣打ちや修行のからくりを体験できる施設。SAMURAI館(常盤木門)は、武士の甲冑や刀剣などの美術品を展示し、プロジェクションマッピングも楽しめる。春には約300本のソメイヨシノが咲き誇る。日本さくら名所100選に選ばれている。

石垣山一夜城

石垣山一夜城 石垣山一夜城

石垣山一夜城は、豊臣秀吉が小田原城を攻めるために築いた本陣の跡で、関東で最初に築かれた総石垣の城とされ、国の史跡に指定されている。「一夜城」の名は、一夜にして城が現れたように見せたという伝承に由来する。周囲の木を隠れみのにして建て、完成後に木を切り払って一夜で城が現れたように見せかけ、小田原城の兵士を驚かせたと伝わっている。 実際には約80日間をかけ、延べ4万人が動員されて築かれた。1590(天正18)年に豊臣秀吉が後北条氏を包囲するため本陣として使用された。

報徳二宮神社

報徳二宮神社は、小田原城址公園内にある、二宮尊徳翁(二宮金次郎)を祭神として祀る神社。1894(明治27)年に創建され、学業成就や商売繁盛などの信仰を集めている。 拝殿の礎石には、尊徳翁が飢饉の際に小田原城の米蔵を開いて領民を救ったときの米蔵の礎石が使われている。

曽我梅林

曽我梅林は、小田原市の曽我地区にある関東屈指の梅の名所および食用の梅の産地で、約3万5,000本の梅が咲き誇る場所。毎年2月頃には梅まつりが開催され、県内外から多くの観光客が観梅に訪れる。歌舞伎の題材としても知られる『曽我物語』ゆかりの地である。

曽我梅林 曽我梅林

江之浦測候所

江之浦測候所は、現代美術作家・杉本博司が構想・設計した芸術文化施設。ギャラリー、野外舞台、茶室などで構成され、太陽の運行や海景を意識した建築・庭園空間を通じて、日本文化や芸術の起源を表現している。2017(平成29)年に開館した。

神奈川県立生命の星・地球博物館

小田原市入生田にある自然史博物館。46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を、隕石や岩石、恐竜の化石標本など約1万点の実物標本で紹介する。神奈川の大地の成り立ちや、相模湾をはじめ県内の多様な生き物についても学べる。

かまぼこ通り

老舗かまぼこ店、干物屋、飲食店などが軒を連ねる旧東海道沿いに形成された商店街。江戸時代の城下町や宿場町の風情が残るエリアで、揚げかまぼこの食べ歩きなどが楽しめる。歴史を感じる古い木造建築や、漁師町の雰囲気が色濃く残っている。

鈴廣かまぼこの里

鈴廣かまぼこの里 鈴廣かまぼこの里

かまぼこで全国的に有名な老舗かまぼこ店「鈴廣」が運営するかまぼこのテーマパークであり、かまぼこ作り体験、お土産処、レストランが集まる小田原市の観光名所。かまぼこの歴史などについて、体験型の展示で楽しく学べる施設「鈴廣のかまぼこ博物館」もある。

梅万資料館

梅万(うめよろず)資料館は、1871(明治4)年創業の老舗「欄干橋ちん里う」に設けられた資料館。古い梅干しやさまざまな梅の種などを展示しており、小田原市の「街かど博物館」の一つとなっている。

小田原市サンプル問題

問題.

小田原市に関する次の文章中の(  )に当てはまる和菓子として、正しいものを以下のアからエまでのうち1つ選びなさい。

米粉などを蒸して作る和菓子の「(  )」は、小田原で室町時代から製薬を営む家で考案され、そこで販売される薬の愛称と同じ名前で呼ばれるようになったとも伝えられている。この家が販売する薬および和菓子の「(  )」は小田原の名物となり、現在でも土産品として人気がある。

  • ア.落雁(らくがん)

  • イ.柚餅子(ゆべし)

  • ウ.素甘(すあま)

  • エ.外郎(ういろう)

解答

エ

解説

米粉などを蒸して作る和菓子の「外郎(ういろう)」は、小田原で室町時代から製薬を営む外郎家で考案され、そこで販売される薬の愛称と同じ名前で呼ばれるようになったとも伝えられている。外郎家が販売する薬および和菓子の「外郎」は小田原の名物となり、現在でも土産品として人気がある。